自分しか言えないことを言う ①
見習いたいひと。NO.2 三省堂書店 手塚幸弘さん

先日のロータリークラブ読書会での課題図書は、須田 寛 著「昭和の鉄道」でした。
パラパラ見てみると、ダイヤ、車両の開発、運賃制度など「昭和の鉄道辞典」といっていいほど、ひたすら詳しい解説書なのです。ほとんど私的な話は出てきません。
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「鉄道マニアでない人が、この本をどうやって楽しむか」が、私のテーマでした。

三省堂書店の手塚さんが、感銘を受けた箇所を朗読してくれました。
「『敗戦が近づくと、~中略~それは空襲を受けることが多くなったので、車両に迷彩を施すことであった。何とも痛ましい、敗戦を象徴するような車両群の姿を忘れることはできない』。これだけ硬い本で、「痛ましい」という感情を表すことばを使っているのは、この箇所だけです。そこに、著者である須田さんの車両への深い思いを感じました」とのことでした。

318ページに及ぶこの本(解説書)から、著者の人柄を伝える一文を見出すのは、著者への愛をもって読み込む、「書店のプロ」手塚さんにしかできないことです。
一般の書評や映画レビューにない、「自分しか言えないこと」が言える人って、カッコいいです。

素美子
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by asconti | 2013-10-03 15:16 | 見習いたいひと。
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伊藤素美子
by asconti
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