成長のための禁句。NO.9 「悪い意味じゃなくて」
人を褒めるとき、「悪い意味じゃなくて」をつけるときがあります。
「悪い意味じゃなくて、頑固」
「悪い意味じゃなくて、年齢以上に見える」
「悪い意味じゃなくて、自信がありそう」
「悪い意味じゃなくて、忘れられない顔」
言った人は、この言葉をつけることで褒めたことになります。
でも、言われた人は、うしろの言葉のほうが印象に残りがち。
できれば、ぴったり「褒められた感」がする言葉を見つけたいところです。
「ブレない」「貫録がある」「安心できる」「印象的」など。
それでも、しっくりくる言葉が見つからないときは、せめて、
「悪い意味じゃなくて」を「いい意味で」に変えてはどうでしょう。
これだけでも、ずいぶん感じがよくなりますね。
素美子