見習いたいひと。NO.11 白髭紀子さん
紀子さんが、お誕生日のプレゼントに、アイシングの角砂糖を送ってくれました。
アイシングを学び、今では教える彼女の作品には、毎年贈られてくるたびに感動します。
それに加えて驚くのが、パッケージ。もらった人が開けやすいように、開けたとき崩れていないように、エアクッションからテープの止め方まで、丁寧さと優しさが感じ取れます。

浮き上がるバラが見たくて、さっそく紅茶を入れました。
何十年かぶりに飲む「甘い紅茶」は、とても優しい味。
久しく会っていないのに、まるで彼女がそばにいてくれるみたいです。
紀子さんが持つ「思いやり」「綿密性」「創造性」「感受性」。
自分の強みをとことん生かし続けたことが、こんな形になるのですね。
素美子