友人が親鸞(浄土真宗)と法然(浄土宗)の話をしてくれた。
親鸞があるとき、「念仏を唱えれば、極楽浄土に行けるのですか」と聞かれた。
親鸞は「そんなことは、どちらでもいい。地獄に行くとしても、行けばそこで師匠(法然)と再会できるのだから、私はうれしい。師匠と同じ道を行きたい。」と言ったとのこと。
その「弟子力」に感銘した。
師匠についていくということは、その先に〇〇があるからではない。
師匠の行く先に何があろうと、ついていく。師匠亡き後も。
ここまで惚れこめる師匠に出会ったということ、そして、その信念を貫き通すということ。
「これでいいんだ。」ということ、
「私はまだまだ。」ということを気づかせてもらった。
素美子